Daily Archive

こんにちは、langieです。今日ご紹介するのは「Bar Sound」です。

よく考えてみると私がロンドンで足を踏み入れたクラブは計4軒、つまりこのシリーズは次回で一応完結するのですが(その後もロンドン情報は少し続きます)、その4軒の中でインテリアが一番異彩を放っていたのがここでした。

「Bar Salsa」の回で触れたとおり、ロンドンのサルサクラブは地下鉄「レスタースクエア」駅の近くに集中しており、ここは駅から西へ2分くらいのところにあります。

シネコンプレックスみたいな入り口を入ると愛想のいいオバさまが入店料について説明してくれ、それによると3ヶ月間来店し放題の定期券みたいなものがあるのだとか。

残念ながら短期滞在の異邦人である私は1回券をセレクトしエレベーターに乗ってお店に向かいました。

店内に入ると・・・何と言うか、新型ケータイかパソコンの発表会かと思うようなエレクトリックかつメタリックな空間が。

中央の巨大スクリーンには抽象的な画像が映し出され、ダンススペースの四隅からは銀色の柱がすくっと伸びて頭上に正方形の骨組みを形成し、そこからまばゆいライトがぐるぐる回りながら降り注ぎ・・・。

バースペースもカラフルな樹脂とパイプでできた椅子やテーブルが並び、キッチュなシステムキッチンの展示場みたい。

今まで訪れたどのサルサクラブとも似ていない雰囲気に若干ソワソワしながらミネラルウォーター(キャンペーン中につき1本の値段で2本出てきた)を飲んでしばし待機。

始まったレッスンは残念ながら(失礼)On1でしたが、学ぶところは多くまたインストラクターのかわいらしい金髪青年(推定20代後半)がホールドしてあれこれ教えてくれる状況を今さらながらつくづく不思議に感じました。

名前も素性もわからない、時には言葉も通じない相手とすんなり手をつなぎ、ホールドしてしまう一種独特なこの世界を私は愛してやまないのですが、やはり未だに不思議だと感じます。(見知らぬ東洋人のおばさんと組んでくれてありがとう・・・)

話を元に戻してこのお店、踊るスペースが2フロアに分かれており、総面積はやはりカ〇ベの5倍はくだらないと思われました。あぁうらやましい、恵まれた環境。。 

さてレッスンも終わってフリータイム。

やはりOn2が踊れる人はほとんどおらず全体的にあまり上手な人もいませんでしたが、フロアはそこそこ埋まっており、「あ、この人別の先生のレッスンで会ったぞ」という人も見かけたりして、私もロンドンのサルサ界に少し首を突っ込み始めた気分に。。

内装の雰囲気によるところが大きいと思いますが、ここはやたらと音響がよかったような気がしたのと、曲もメロディアスで派手めなサルサがよく似合っていた気がして、以前から「これ何ていう曲だろう」と思っていたものがかかったときには思わずDJブースに駆け寄りました。

ちょっと迷惑だったかもしれませんがちゃんと曲名を教えてくれましたよ。(^-^;

見間違いでなければそのとき回していたのは(私のロンドンサルサ留学の目的であった)マンボシティコングレスで公認DJを務めていた「Kenny G」という東洋系のDJだったと思います。

そしてこのあとBar Soundを語る上で忘れられない出来事が。

まだ怪しいけど一応On2で踊っている男の子に「踊ってください」と自分から詰め寄った私、「日本人?」と聞かれて「そうだよ」と答えるうち、な、なんと彼が「僕は六本木のサルサクラブで初めてサルサに出会って、帰国してから本格的に習い始めたんだよ」と語るのを聞いてビックリ!!!

詳しく聞いてみるとそのお店というのはあの「カ〇ベ」に間違いないことが判明。

あまりに驚いて聞くのを忘れてしまいましたが、きっとそれは水曜日だったに違いありません。(ホントかよ。笑)

今や世界へのサルサ発信基地となったカ〇ベと我らがWakana Pachanga、そしてそれを取り巻く私たち、今後ますます頑張って彼のような偶然の体験を胸に世界に旅立っていく人を増やそうではありませんか。

話はまた脱線しますが、私は日本人(韓国人もかな?)に特有の、力に頼らず絶妙な信号のやり取りで成り立っているリード&フォローを世界に誇れる技術だと思っているので、これを一人でも多くの外国人に体験してもらいたいんですよね。

話を戻して最後にまとめますと、火曜日にロンドンで踊りたい場合はここもいいと思います。ただし願わくはパートナーを連れて行きましょう。

 

次回(シリーズ最終回)は「Ruby Blue」をご紹介します。